
医師募集についての詳しい説明
「妊娠の準備段階である思春期から、生殖活動の結果としての更年期まで、長いスパンでの内科的アプローチが母性内科の課題です。
出産予定のあるなしにかかわらず、女性特有のさまざまな内科の問題にも取り組んでいるので、気軽にドアをたたいてください」母親のおなかの中の胎児から出生、新生児、乳児、幼児、学童、思春期をへて、出産にいたるまでのライフサイクルをカバーする医療が「成育医療」。
最近では、小児糖尿病や肥満、思春期の心の病気も増えている。
このため、施設は従来の病院とはひと味ちがい、遊園地のような明るい雰囲気になっている。
焼きたてのパンが食べられる地下1階のカフェテリアや、エントランスホールにある色鮮やかなプレイルーム。
外来通路の壁にしつらえられた動く恐竜のオブジェ、病院にいることをふと忘れてしまいそうな安らぎを演出する。
難病の子どもや、妊娠・出産に不安を抱える人が相談してみたい病院のひとつである。
母性内科のおもな対象修原病(全身性エリテマトーデス、慢性関節リウマチなど)、甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病)、糖尿病、肥満、血液疾患(特発性血小板減少性紫斑病、凝固障害)、循環器疾患(先天性心疾患、不整脈)、高血圧症、腎疾患(慢性腎炎)、気管支瑞息、神経疾患(てんかん、多発性硬化症、重症筋無力症)、外科疾患の術後(先天性胆道閉鎖など)、妊娠中毒症、妊娠糖尿病。
S山教授によると、出生50万人〜100万人に1人の確率で生まれる。
すなわち年に1、2人は日本で生まれている計算になる。
しかし、ADA欠損症だと診断がつかずに、1歳までに肺炎などの感染症で亡くなってしまう子が多い。
「実際に診断がつく人は2、3年に1人くらいしかいない」という。
病気である。
日本で初めて北海道大学で遺伝子治療がおこなわれてから9年。
ADA欠損症の男児の血液からリンパ球をとりだし、正常にはたらくADA遺伝子を組みこんでからもどすという方法で、男児は学校に通えるまでになった。
2003年末からは、血液細胞の元となる血液幹細胞にADA遺伝子を組みこむ、一歩進んだ遺伝子治療が、北海道大学病院のS山幸雄教授のもとでスタートし、順調な経過をみせている。
日本最初の遺伝子治療の成果はADA欠損症とは、生まれつきアデノシンデアミナーゼ(ADA)という酵素をつくる遺伝子に変異があるために細胞の代謝がうまくいかず、とくにリンパ球が減って重い免疫不全症になる。
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